人生峠

感情の取り扱い

感情って本当にバラエティ豊か

色々あって、重なったりもして

自分で気づかないモノもあったりして

 

 

色とりどりの「感情」

みんなはどんなふうに

扱っているのかな

 

 

私はですが

実はなのですが

悲しいとかさみしいとかいう感情

どこかに仕舞い込んでいることに

さっき気がつきました

 

 

小さい頃から心配性すぎて

神経が細かすぎて

両親にいつも心配をかけていました

感受性が強すぎると

病院で診断もされました

 

大好きな家族や周りの人に

心配や迷惑をかけてばかりなのが辛くて

「強かなれます様にがんばります」と

神様とペットのお墓に

お祈りすることが日課の

人前で絶対泣かない子供でした

 

 

子供の頃は人前で泣かずに

ひとりになれるお風呂とお布団の中で

泣いていました

 

 

だからまだ子供の頃は

こっそり感情をちゃんと吐き出して

いたのです、今から思うと

 

 

大人になって子供を持ったので

もっと強くならなきゃと

 

そして会社を持ったので

もっともっと強くならなきゃと

そこには社員の家族もいる

 

 

愛すべき存在を守るため

どんな辛い事があっても

ひとりきりの時間になっても

いつのまにか泣かなくなっていました

 

 

 

がんの告知をされても全く泣けず

 

19年共に暮らした愛犬あんずが

旅立ってしまった時も

嗚咽の様に号泣が始まったとたん

すぐに止めてしまったのです

 

 

私はよく笑います

元気そうとか脳天気とかよく言われ

嬉しい感情もすぐに顔に出ちゃいます

 

 

ポジティブな感情=良いモノ

ネガティブな感情=悪いモノ

 

 

そう思って常にどんな事も何でもかんでも

ポジティブに前向きに解釈するべき!と

 

 

いつの間にか

自分の本当の感情が

わからなくなっていました

 

心が感じているモノを

私のアタマは変なフィルターかけて

ごまかした

 

 

心が受け取っている

本当の感情は行き場がなくなって

 

 

 

そして病気とか怪我とかいうカタチで

外に出していくしかなかった様です

 

 

病は気から

そういう事なのですね

これだけ何度も病気や怪我を続けて

やっとこさ気づけた次第であります

 

 

感情に良いも悪いもない

バラエティ豊かだからこそ

味わいつくすのが

人生の醍醐味なのかもしれませんね