宇宙犬 ほひほひ

社用車に名前つけてました

 

タカコ
タカコ
人に言ってもまともに聞いてもらえないので、ほひに話そうと思うのだけど。
ほひほひ
ほひほひ
ハイな?
タカコ
タカコ
友達の木がいるんだよ。何人かじゃなくて、何本か。
ほひほひ
ほひほひ
ほう
タカコ
タカコ
最初に友達になったのは、県税事務所の駐車場にいる「木さん」
ほひほひ
ほひほひ
まあ、彼らも生きているし、意識があるからね。
タカコ
タカコ
会社で困り事があって悩んでいると、励ましてくれてさ。素敵なはっぱをプレゼントしてくれたこともある。すごく勇気をもらえるんだ!
ほひほひ
ほひほひ
人間の言葉を使わなくても、理解してくれるからね、彼ら。まあ、私たち犬もほかの動物もそうだけど。人間だけだよ、言葉というカタチにしてコミュニケーションとっているのは。
タカコ
タカコ
やっぱりそうなんだ~。だから捕飛は犬なのに、猫のはむたとも、意思疎通ができるんだ。人間の心理状態も、理解してるもんな~君たち。
ほひほひ
ほひほひ
必要に応じて鳴くこともあるけどさ、人間の使っている「言葉」とはちょっと意味が違うな。
タカコ
タカコ
木さんもさ、心の中で話しかけるとちゃんとこたてくれる。そして言葉に出さなくても、気持ちや言いたいことを理解してくれる。そして本当にやさしい。
ほひほひ
ほひほひ
そうね
タカコ
タカコ
あとさ、木や草だけじゃなくて、なんかこう「モノ」にも気持ちがある気がしているんだよ、、、子供の頃からなんとなく思っていた。
ほひほひ
ほひほひ
まあ、あるんじゃないか、意識みたいなの。
タカコ
タカコ
有機物、無機物ともになんか、気持ちがあるような気がしているので、たとえばはぶらしとか、捨てるときには「ありがとう」って言ってる。
ほひほひ
ほひほひ
それはうれしいんじゃないか。はぶらしとしてお役目全うしたのだから、感謝の気持ちを伝えるのはいいと思うよ。
タカコ
タカコ
どうして、モノにも気持ちがあるのではないかって思ったかってさ、なんか電化製品が壊れて、買い替えなきゃってなると、急に動いたりすることってあるじゃん!最後の力を振り絞っているのかなって、感じていた。あと、お店で売れ残った商品とかって、さみしそうにしているんだもん、、、なんか「モノ」も実は生きているのかなって
ほひほひ
ほひほひ
不思議の国のアリスみたいなファンタジーって大人たちが呼んでいる世界が、じつは本当だったりするのだよ。うさぎもお花もトランプも、ちゃんと会話してる。人間のオトナが見えてないだけ。
タカコ
タカコ
やっぱりそうなんだ!だから、わたし車にも名前をつけているんだ。子供の頃からそれはずっとやってた。だから、会社の車にも全部名前をつけていたよ。
ほひほひ
ほひほひ
ふふふ。だからこれまで、毎日10台くらい動いていても、大きな事故に遭わなかったのかなもしれないね。
タカコ
タカコ
社員さんやアルバイトさん達が、名前で呼んで大切にしてきたからかな。
ほひほひ
ほひほひ
そうかもねしれないね☆