社長峠

経営を委ねる決断

 

時代の流れを汲んだ上で

最善を模索していた中での

身を切る様な決断

 

 

全ての従業員とその家族の

生活がかかっているという重圧

その重さが、

 

今の経済の形が

大きく変わるという

くっきりとした感覚が、

 

 

自分で愛着を剥がしたのです。

自分で爪を剥がす様な痛みを伴って。

 

 

度重なる病と両足の骨折も

憧れの会社からのオファーも

「ああ、これはこういう流れなのか」と

自分に言い聞かせて。

 

 

 

本当に心身共に何度も倒れながらも

それこそ命がけで創り

守って育ててきた会社。

 

 

いま、私や夫の声が

届かなくなってしまっていて

本当にもどかしく

自分に達で舵取りするよりある意味

側でみていて辛いのですが、

 

本当にこの先、良くなるのだと

祈りつづけています。

 

これは間違いなく

未来のために繋がったご縁なのだと

生みの親として信じているので。