いま人類が最優先すべきものは
経済ではなく、
いかに地球と共存していくのか
それに尽きると考えています。
もう、人類はここまで
来てしまっています。
もう、いい加減
気づかないと間に合わない。
いま、人類が抱える多くの問題
そのほとんどが
「経済」を優先してきた結果の
産物であると感じます。
環境破壊による弊害、戦争
時には人の身体や心まで
壊してしまうこともある。
豊かな生活を享受するために
経済成長を優先してきた私たち。
国や企業が、
そのために尽力してきました。
そのおかげで
いま日本で暮らす私は、
いつでも水道から綺麗な水が出て
ティシュペーパーを使うことができて
車でどこにでも移動可能になり
簡単に好きなものが食べられる、
そんな暮らしが
当たり前にできています。
でも、ふと
違和感を感じることもあります。
身近な生活の例をあげても
キリがありません。
常に新しい服、バッグ、コスメ、、
トレンドは
毎年更新されていきます。
でないと、業界は縮小してしまいます。
推し活グッズも然り
イベントの度に、魅力的なグッズを
大量に販売します。
トレーディングなるものも多く
推しを引くためにいくつも購入します。
また、握手会や推しのために
大量に同じCDを購入する、、
音源を聴くという、
本来の目的とは違った
購買現象も起こります。
なるほど！
経営側の視点から見れば
売上を伸ばすための
上手な手法です。
しかし、ここで
どれだけの資源が
無駄に使われているのでしょうか。
リサイクルショップに
大量に積まれて売れ残っている
商品の数々が、なんだかとても
寂しそうに見えます。
「使い捨て」だけではありません。
何故か、一度食べると
また欲しくなる、、、
そんなものがあります。
食べた瞬間、飲んだ瞬間
至福を感じるもの
ポテトチップスやファストフード
○○系ラーメン、フ○ペチーノ、、
甘いもの、カフェイン、アブラ
味の濃いもの、激辛のもの、、
とっても美味しく感じるし、
何より、クセになります！
そして、最近のフルーツは
みんな甘い！
昔は、グレープフルーツに砂糖
いちごに練乳や砂糖と牛乳を
かけて食べていました。
フルーツ、甘くないと売れないので
やはり品種改良が
進んだとの事。
でも、健康を考えたとき
これらはどれも、
摂取を控えたほうがよいのです。
でも、なぜ
健康に良くないとわかっているのに
あんなにも甘くしたり、
味を濃くしたり、
アブラをいれたりするのか？
やはりこれも
売上を伸ばすためには
必要な事なのです。
リピートしてもらう、これは
販売をする上で重要な要素です。
「クセ」になってもらうこと
それが、大切なのです。
・資源を無駄に使い大量のゴミを出す
・身体に良くないものを摂取する
これ、どちらも良くない事だと
誰でもわかります。
でもなぜか、
身の回りにあふれています。
それはなぜか、
「経済」を優先する社会に
暮らしているからです。
では「こんな酷い企業はクソだ！」
と、企業側を責められますか？
どこの企業も
社員やその家族の生活を守るため
必死に売上をあげていかなけらば
ならないのです。
「会社を存続するために売上を
伸ばして行かないとならない！」と
私も散々、社員に伝えてきました。
そうしないと、存続できない。
でも、矛盾を感じていました。
きっと多くの方が、もうその矛盾に
気づいているかもしれません。
冒頭で申した通り、
もう色々限界に来ていると思います。
経済を中心とする世の中から
少しづつでもいい、
人類は次のフェーズに
向かい始めないといけないと
強く思います。
そのことは
環境破壊だけでなく
もしかしたら、
人がより「幸せ」を感じられるという
意外な、だけど大きなメリットが
生まれる気がしています。
では、どうすればよいのか？
自分に何ができるのか
真剣に向き合って
行動に移したいと思います。
